川売梅花まつり

陶磁器、食器、生活雑貨の店「育てる道具ILMA+」店主です。
3月も下旬に入り、暖かさのお陰か桜の開花が間近に近付いてます。
そんな時期に載せようかどうか迷いましたが、前の日曜日(16日)に
梅を見に行ってきたのでちょっと紹介。

20080321川売01
新城市(旧南設楽郡鳳来町)の北側に川売という地区があり、
山のふもとの段々畑に植えられた梅がそこの観光資源になっています。

20080321川売02
幹線道路から奥へ入ったとても小さな集落ですが、毎年3月になると
地区のいたるところに住民による小さな飲食処や売店が出現!

産地だけあって梅干や梅エキスなど梅関連の商品はもちろん、
飲食処ではおでんや蒟蒻、奥三河名物の五平餅も。

20080321川売03
ほぼ情報ナシで行きましたが、この辺りでは3月中旬が見頃らしく
運よく満開状態の梅を見ることができました。

20080321川売04
ふきのとう発見!

紅葉の鳳来寺山

陶磁器、キッチン雑貨の店「育てる道具」ILMA+店主です。
今年もあと残り半月ほど。
少し前に春が来たなと思っていたのに、いつの間にか暑い夏が過ぎ、
あっという間に1年が終了です。

一昨日でしたか毎年恒例の「今年の漢字」が発表されました。
今年は「偽」とのこと。
食品業界の長年の悪慣行が次々と表沙汰になり、年金やゴルフ接待など官をめぐる
問題も大きくクローズアップされた1年でしたので、「偽」を思い浮かべる人は多かったでしょうね。

ちなみに昨年は「命」で、一昨年が「愛」でした。
覚えてましたか? 私はきれいさっぱり忘れてましたが。

2週前になりますが、紅葉を楽しめる季節もそろそろ終わりということで
地元東三河地方の名所、鳳来寺山へ出掛けてきました。
豊橋から車で約1時間、東名の豊川インターからだと40分くらいで鳳来寺山のある
新城市鳳来地区(旧南設楽郡鳳来町)に到着です。

ここ鳳来寺山の山頂付近には、子授けの祈願により徳川家康が誕生したことで
江戸幕府から手厚い保護を受けた鳳来寺と、それを知った家光の命により建立された
鳳来山東照宮がありますが、そこへ辿り着くにはふもとの山門から1425段の石段を登るか、
鳳来寺山パークウェイで山頂駐車場へ行くかの2通りの方法があります。

・・・
1425段・・・
つまりビル100階分の階段を登るより大変ってことですか?

んー・・・・・パス
足の爪を怪我してるからハードな運動ができないんですよ。非常に残念ですねぇ。
治ったらまた挑戦しようかなぁ・・・なんて
小6の遠足では楽勝だったんですけど。

ということで、参道方面とは逆方向に曲がり、少し進むと鳳来寺山パークウェイの
入口が見えてきます。この道路は鳳来寺山のふもとから湯谷温泉を結ぶ道路で
元は有料でしたが中間地点にある山頂駐車場のみを有料にすることで、道路自体の
通行料金は無料になりました。

さすが紅葉シーズンだけあって観光バスと何台もすれ違います。
中間地点で本線から分岐して駐車場へ向かう支線を走ること数分、山頂駐車場に到着。
ここは先程の石段終点より少し高い場所です。

「勝った」(←何に?)

意味不明な優越感に浸りつつ、紅葉の木々を抜け東照宮の方へ歩いて行きます。
そして石段を登ると
20071214鳳来01
(石段の上から撮影)

鳳来山東照宮
日光と比べると小さいですし「猫」や「猿」はいませんが、家光の命で建立された
由緒ある東照宮です。
20071214鳳来02
ちょうど観光バスが到着したところで、辺りは観光客がいっぱい。

20071214鳳来03
再び石段を降り、次は鳳来寺へと向かいます。
紅葉のカーテンの中を赤や黄色の光を浴びながら歩きます。

20071214鳳来04
残念ながら実物の10分の1も美しく撮る技術がありません。
写真もちゃんと勉強しなくちゃ・・・

20071214鳳来05
こちらが鳳来寺。
家康の父母が子授けの祈願をしたお寺ですが、なぜか絵馬や鏡付きの破魔矢が!
神仏習合というやつでしょうか。同じく徳川家ゆかりの東照宮が横にある関係なのかな。
そういえば東照宮には参拝の方法(2礼2拍手1礼)を間違えないように書いてありました。

20071214鳳来06
本道から少し奥に入ったところにある鐘つき堂
ですが、木に隠れて見えないですよねー

この日は空が澄んで青く、絶好の紅葉狩り日和でした。
今度は石段を歩いて・・・行けたらいいですよねー。

夏休みの残照

陶磁器、キッチン雑貨の店「育てる道具」店主です。
長い長いと思っていた夏休みももうあと1日、
いや、ロスタイムがあと2日ありましたね。

夏前にはいろいろと意気込んでいたような気がしますが
あれよあれよという間に8月が過ぎ去ろうとしています。
そして、いつの間にか天気予報を書き忘れた「夏休みの友」と
未だ着手すらしていないドリルの山を前にした小学生の如く後悔するのです。
しくしく・・・

今日は7月の中頃に出掛けた場所の写真を何枚か

車1台がやっと通れるほどの狭いクネクネ山道を登ってゆくと
左手にところどころ若い緑色の苔で覆われた石段が現れます
20070830廃校02
(上からの写真です)

石段を駆け上がるとそこには小学校の木造校舎
きれいな夏色の青空と、湿度を大きく吸い込んだ山の木々が映えます
20070830廃校03

人気(ひとけ)がないのは夏休みのせいではありません
両翼をいっぱいに広げた立派な校舎に2学期は訪れません
20070830廃校04

1年半前に役目を終えた学び舎は
今はひっそりと静まり返っています
20070830廃校05

石段から後ろを振り向くと
道の脇に植えられた杉の向こうに見える集落
20070830廃校01

メモ:
山奥にあるT町の某小学校跡です。
この地域に残存する中でこれだけの両翼を持つ木造校舎は珍しいと思いますが
残念ながら、とあるHPの情報では取り壊しが決まっているそうで
雄姿を眺められるのもあと僅か。
(もしかすると、もう取り壊されているかもしれません)

青い空と原風景

5月20日(日)の話

日に日に背丈が伸びてゆく水銀柱。
すっかり勢いをつけた太陽光が地面を照らし
そこから発せられる湿度が冬の間はクリアだった視界を
薄ぼんやりとした夏の景色へと徐々に変えてゆきます。

この時期になると青く澄んだ空を眺めることは
なかなか容易ではありません。
だからこそこんな日は無性に外出したくなるわけで。
行き先は海でも山でも良かったんだけど、今はちょうど田植えのシーズン。
大自然と戯れに山奥までゴーです。

20070525四谷千枚田01

嵐のように吹き荒れた市町村再編で新城市となった旧南設楽郡鳳来町、
その最北端に位置する地区が目的地です。
幹線道路から山の集落へと続く細い県道へ入り、クネクネ走ること5分くらい。
道路は角度を増し、前方にそびえる鞍掛山と山麓に広がる四谷の千枚田(棚田)が見えてきます。

↓田植えの済んだ棚田
20070531四谷千枚田02

山地が多い日本の国土では、このような平地の少ない場所において
耕作地を確保することは容易ではありません。
重労働に耐えながら手作業で急峻な地形を開墾していくことで
このような景色が生まれました。

大気圏を越え宇宙まで透けて見えそうな蒼い空の下。
機械では入れないほど小さな田圃に
植えられたばかりの青い苗。
足跡の多さは手作業の苦労の跡。

あ、ここなんですけど地元の保存会を中心とした
ボランティア活動で支えられています。
高齢化や過疎化、農業の効率化、貿易自由化問題、
その中で経済活動には乗れない「日本の原風景」をどうやって維持していくか。
環境にまつわる最近のニュースを見る限りでは、
私たちも他人事では済まされそうにないのかもしれません。

20070531四谷千枚田03