ツバメ


陶磁器、食器、生活雑貨の店「育てる道具ILMA+」店員2号です。

明日から4月だというのに
今日は冷たい風が身にしみる1日でした。
先週はとっても暖かかったのに。

昨日つばめが飛んでいました。
冷たい雨の空を低く、低く。

私の中でつばめは
4、5月のイメージでしたが
毎年たまたま出会えなかったのか
例年よりあたたかいせいなのか
3月で見かけたのは初めてでした。

「つばめが低く飛ぶと雨が降る」
これ、ちゃんと根拠があるんだそうです。
低気圧が近づくと空気中の水蒸気が多くなり、
つばめのエサとなる小さな虫たちの
からだや羽も湿気を帯びて、高く飛べなくなる。
この虫たちを捕まえるために
つばめも低空飛行をしているんですって。
昔の人いいこと言うなぁ。
思わず感心してしまいました。

子供のころ、ゴールデンウィークに
祖父母の家へ遊びに行くと必ず、
玄関の天井につばめの巣がありました。
軒先ではなくて家の中に。
今はさすがに玄関の戸を閉めていますが
昔は昼間だけ開けっぱなしにしていたため
つばめが軒先ではなく玄関の中に巣を作っていたのです。
玄関の戸を閉めるようになってからは
巣は軒先へとお引越ししましたが
それまでは毎年玄関の中の同じ場所に巣ができて
口を開けて親つばめの帰りを待つ
かわいらしいヒナたちの姿がそこにありました。

小さなヒナたちにエサをあげるため
親つばめは交互にエサを捕まえて
巣へ戻ってはまた出かけていきました。
朝早くから日が暮れるまで何度も、何度も。

「つばめが帰ってくるまで戸を閉められない」
祖母はそう言っていつも親つばめの帰りを待っていました。
親つばめがヒナたちを大切に育て
人がそれを温かく見守る。
今年も無事巣立てますように。
つばめの巣を見つけると
そう願わずにはいられません。


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